クラブのお医者さんをしています。　

店長の桑原です。　

最近ワールドのブログコーナーで取り上げられたのを期に、自分のブログも再開しました。

アメブロへも是非遊びに来てください。　日々のチューンナップ情報等を載せてますので、興味のある方は 覗いて見てくださいね！　

http://ameblo.jp/on-off-factory/

　就職先が無いのです！　業界のパイが小さ過ぎるのか、近県では仕事が見つけられないという現実に直面しました。　やっとのことで「佐渡」の会社を見つけ出し、研修を受けてはみたのですが…　あまりの薄給と どうしようもない将来への不安に負けてやむなく就職を断念。　人生初の敗北を経験しました。

　地元に戻ってきて何とか就職先を見つけ、某ゴルフ量販店に入りました。　実はこれがゴルフとの始めての出逢いになります。　最初は普通のスタッフとして働いていましたが、クラフトマンがいる店舗もあるということを知ってからは、異動届を出し続けました。　ようやく思いがかなったのは三年後！それからはまた勉強漬けの楽しい日々です！７年があっという間に過ぎました。　

　たまたま就職した先がゴルフ関係だったのと、そこにもクラフトマン職があったことで「クラフトマン+ゴルフ＝今の仕事」という公式で、天職に巡り逢えてしまいました。　だって佐渡であのまま頑張っていたら、ギター製作者になっていましたからね（笑）　あそこでリタイアしてしまったことも、今では「必然だったのかな？」と思うことがあります。　人生って不思議だけど、思い返してみれば、導かれるように最短で「ゴルフの職人」になっていました。

　通常、ゴルフのクラフトマンって「ゴルフを専門」に やってた方が始める場合が多いです。　僕のような「職人」からの転進ってかなり異色みたいです。　でも、だからこそ、技術では誰にも負けない自信が有ります。　だって小学生の頃から好きな事を追いかけてきた結果が、「今の自分」だからです。

●オリジナルウエッジのソールの「削り」の技術に感動した!!　低い弾も、高い弾もOK！食い付きが良くて、スピンがかかる！止まる！思った通りの弾が出やすい！　イイでしょ～！コレ!!（黒光りしたｵﾘｼﾞﾅﾙｳｴｯｼﾞ）

　桑原さんは仕事には頑固、妥協を許さない！ 誠実な人だね、八方美人だけど（笑）　

人付き合いは器用、でも腕は超器用！ 別格!!　

（ここが練習場なので）その人のスイングを見ながら、あくまでもその人が求めてる分だけで、押し付けはしない。　その人の要望に答えてくれる技量がある。　必要なものを見極めてくれる力量が優れていると思う。

　　　　　　　　　　（四街道市・Yさん）

多くの皆さんが使っているメーカー製のクラブ、本当にとてもバランス良く作られています。　とっても優等生のクラブです！　でもそれって最大公約数って事ですよね。　みんなが求めている物が、あなたにとって一番良い物とは限りません。　他の人には打ちにくいけど、あなたの癖には これがベスト！っていうのも、当然あります。

カッコイイ最新モデルも素敵です。　また、自分のクラブを少しずつ育てて行くのも、カッコイイと思います。　自分好みに育てて行くお手伝いでしたら、私の得意分野なので お力になれます！　

私の最大の武器はウェッジの研磨技術です！　

　基本は６パターンですが、お好みにより　オーダーで「あなたオリジナルのウエッジ」を作成することも出来ます。　オリジナルデザイン持ち込みでの作成の場合は、現物見本、カタログ、写真等から、デザイン図をおこしていきます。

　オリジナルウエッジの材質は鉄になります。　近頃の市販品はメッキ仕上げが多く流通していますが、メッキをかけないことにより、ザラッとした独特の質感があり、エッジも立ちます。　それにより食い付きが良くスピンがかかるウエッジに仕上がります。　食い付きのために、球離れが遅くなるのも好感触です。

　ノーメッキの最大のメリットは、気に入るまで何度でも自分好みにカスタマイズ出来ることです。

　同じ型から作った既製品にも個体差は在ります。　どんなに同じ材質、重量、スペックで作っても、製品には個体差が発生します。　「持った時のフィーリングの違い」と言ったほうがいいかな。

　それを使用者に合わせてフィッティングしていくのが、私の腕の見せ処であり、やりがいを感じるポイントです。

　工場で仕上がっただけの製品は「半製品」だと思います。　その人専用仕様に仕上げてこそ「愛着の持てる道具」になると信じています。　あなただけの１本を作るために、何度でも無料で調整いたします。　責任を持って合うまで調整します。　それが私のプライドです。　手作業で出来ることは全て、無料アフターサービスの範疇です。　作った以上、結果を出します!!

　オリジナルウエッジは表面に酸化鉄を纏う仕上げにしていますが、鉄製なので、ほおって置くと錆は出ますので、もちろん適度な手入れは必要です！　

　可愛がって頂けると嬉しいのでが、面倒でしたらいつでもお持ちください。　おしゃべりしてる間に、お手入れさせて頂きます。　

グリップの交換時期って、考えたことありますか？　新品の時はシットリしていたグリップも、1年も経つと何だかドライタッチに変化してきます。　実はこのあたりが寿命なのです。　摩擦抵抗が減ってくるので、知らず知らずのうちに滑りやすくなっていきます。　俗に言う、経年変化ってやつですね。

雑誌などで「グリップは緩く握る」って書いてあるのを読んだ事があると思います。　グリップが滑り出すと、結果として無意識に少しずつ手に力が入っていくことになり、強く握る事にもなります。　この少しずつ無意識って言うのがクセモノなのです。　何事でも、コンディションを一定に保つ事って大事ですよね！